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過積載を防止する計量計測機器特集(2)

特集記事 製品紹介

守隨本店
ロードメーター JUMBOシリーズ

守隨本店(名古屋市中区金山2−16−22、電話052−332−1181、早川静英社長)は、ポータブルトラックスケール、ロードメーターJUMBOシリーズを発売している。付帯設備費のかからない、土地スペース不要のローコストトラックスケールだ。必要に応じてトラックスケールを構成することができる。

JUMBO3=静止軽量型で、表示分離型のためデータ処理は自由自在にできる。
JUMBO4=過積載防止に最適で、通過計量型なので、車輌が秤台上を通過していく間に車軸毎に個別計量、自動集計、総重表示、印字ができる。特色として、車輌が低速で通過する間に、各車両の平均重量を瞬時に演算して表示し、最後に全車軸(最大6軸)合計重量を表示する。静止計量に比べ精度は低下するが、高速計量を実現しているので、計量回数の多い顧客に大変好評を得ている。

【共通仕様】▽ひょう量=10t(1PADあたり)▽最小単位=10kg◇総合精度=±1%(走行計量モードの場合±3〜5%)
◇標準タイプ:▽本体サイズ=510×633×60H(mm)▽載台部サイズ=380×433×60H(mm)▽自重=約21kg(1PADあたり)◇ワイドタイプ:▽本体サイズ=489×794×58H(mm)▽載台部サイズ=389×650×58H(mm)▽自重=約70kg(1PADあたり)

JUMBOリボリューション
 過積載対策として、また普通の商取引にも使用可能な画期的なロードメーターである。精度等級M級クラスで、通常型トラックスケール並みの精度を保証できるもの。大型のトラックスケールに比肩する精度と、ロードメーター特有のポータブル性能はロードメーターの利用価値を飛躍的に向上させたものとなる。

田中衡機工業所
トラックスケール用指示計 TCP−1100

(株)田中衡機工業所(新潟県三条市福島新田丙2318−1、電話0256−45−1251、福山匡社長)はデータ処理機能付トラックスケール用指示計TCP−1100を販売している。従来の計量イメージを一新する大画面によるタッチパネル操作で簡単に計量管理ができる。「タッチパネル入力」と使い慣れた「テンキー入力」の二つの方法で入力ができる。シンプルなメニュー構成と計量伝票イメージの画面からなる分かりやすいインターフェースで、素早く簡単に操作できる。伝票プリンタ分離タイプなので、設置場所に応じた自由なレイアウトができる。LAN標準装備なのでシステムアップにも便利だ。

【仕様】▽液晶表示部=10・4インチ、TFTカラー液晶▽タッチパネル部=アナログ抵抗膜式▽電源=AC100V±10%、50/60Hz、最大200VA▽周囲温度=0℃〜+35℃

データ処理システム ATS−100

ATS−100システムは、新設のトラックスケールを始め、既設のトラックスケールにも簡単に接続して、運用ができる。大型画面と対話形式でマウス及びキー操作で簡単に計量操作ができる。各種集計印字フォーマットを幅広くサポート。

 採石業界、食品業界、ケミカル業界、産業廃棄物処理場、焼却場等あらゆる業界で幅広く利用できる。

鎌長製衡
『指示計 DI−1000』

鎌長製衡(株)(香川県高松市牟礼町2246、電話087−845−1111、金本重孝社長)から新しく発売された、指示計DI−1000は、業界初の新技術「セフティーモード」機能4つを搭載している。
「スケールの乗車確認」機能は「誤ってタイヤがスケールから踏み外した」などの異常を検知すると自動的にセフティーチェックモードが働きオペレーターにアナウンスする。
「車輌及び荷積みのバランス確認」機能は運送中の事故を未然に防ぐため計量中にバランス差が発生した場合に自動的にセフティーチェックモードが働きアナウンスする。
「車輌の運行安全確認」機能は計量中に「積載重量」「車軸」「車輪」の荷重オーバーが発生した場合セフティーチェックモードが自動的に働きアナウンスする。コンプライアンス遵守にも合致する。
「 セフティーチェック設定」の機能は「セフティーチェック」が働いたとき「計量ストップ」と「計量パス」を任意に設定できる。「計量パス」でも計量伝票にマーキングし運送業者に告知する機能、適正な計量管理のため「アナウンスデータ」を自動的に残すログ機能も装備している。
【主な特長】
(1)見やすい画面表示、簡単な操作=高齢者のオペレータにも見やすい表示画面。ITの知識がなくても簡単に計量操作ができる。
(2)5種類のコードのカスタマイズが可能=5種類のコードの名前を自由に設定が可能で、あらゆる業種・業態の計量業務に対応できる。設定したコードの集計処理も簡単にできる。
(3)便利なアナウンセーション=滞留情報を表示するので、場内で作業中の車両が一目でわかる。設定したコードに対し計量している時点で「回数・重量・金額などの累積値」を画面表示するので、オペレータや搬入出業者が計量状況を簡単に検索できる。
(4)トレース可能な警報ログ=自己判断機能を搭載し、点検時期のメッセージを表示。過去のトラブルの履歴を一覧表示し、カルテとして使用できる。
(5)ネットワーク構築の柔軟・拡張性=入出力のインターフェースを装備しているので、簡単に外部のコンピュータと連動が図れる。計量情報の編集作業や無人化計量などの計量システムの構築が容易になる。プラウザ連動機能(オプション)の活用で離れた場所でのリモート計量も可能。
(6)豊富なオプション機能・機器=機能:ミニデータ処理機能、WEBサーバー機能、プラウザ連動機能、2台制御機能、軸・輪重量の偏荷重測定機能、多段印字発行機能、マニフェスト発行機能、定量比較検知機能
 機器:自動料金徴収機、遮断機、信号灯、車両案内表示、操作ポスト(バーコード、磁気カード、ICカード対応)、無線データ読取装置、カーナンバー自動読取装置、監視カメラなど。

 

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