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座談会「計量法の抜本的見直し」の審議動向と私の考え方
    国民の計量の安全と計量行政の在り方を考える

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大型はかりが検定の対象から外れると東京都計量協会財政は2年でパンクします

森川正彦 5年なんてものじゃないです。2年で協会の財政はパンクします。代検査、指定定期検査機関の定期検査業務などの検査事業がなりたたなくなるからです。

横田俊英 そうなると、この辺のことも含めて、計量制度見直しによる影響評価をきちんとやる必要がありますね。民間団体も存続できないとなると、民間活力の活用という前提そのものが崩れてくるわけですから。森川さんもおっしゃっていましたが、儲からない分野では民間活力の活用は不可能です。

計量制度の見直しは慎重にやらないと混乱だけを招くことになってしまいます

森川正彦 計量法は、単位の問題をはじめとして、他省庁管轄の法律の規制に根深く関わっています。これの整合性をきちんと取っていくためには、莫大な作業が必要です。そういう意味でも、計量制度の見直しは慎重にやらないと、混乱だけを招くことになってしまいます。

計量制度の見直しはみんなが納得できるものにする必要があります

岩下貞治 計量制度の見直し、特に法律を改正するというようなことは、非常に重要なことですから、わかりやすく、みんなが納得できるものにする必要があります。それには、ある程度の期間がどうしても必要です。今度の見直しは、公式には7月下旬に開始して、12月には一定の方向性を出し、春には答申を出そうというんでしょう。こんな拙速な検討でちゃんとした見直しができるでしょうか。消費者利益確保の保証もないのではないでしょうか。

前回に改正した法律がようやく定着してのにそれをまたすぐに改正するとはというのが正直な思いです

森川正彦 特定計量器検定検査規則のJIS化も、丸3年の調査期間でした。しかも、一斉にではなく5年計画でJIS化しています。検則の検討でこのくらい時間をかけています。平成4年の改正でも、たしか型式承認の拡大ということで計量行政審議会でまるまる2年討議しました。それからそれをふまえて制度見直しに1年、法律作りに1年かかっています。さらにその後も手直しに継ぐ手直しをしながら、なんとか形にしてきたわけです。

大森健次 私は、前回に改正した法律がようやく定着してきたという印象です。それをまたすぐに改正するとは。これでいいのかというのが正直な思いです。

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