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食中毒を防ぐデジタル温度計特集 2009

特集記事 製品紹介

佐藤計量器
食品用防水型温度計 「SK−250WPllシリーズ」

(株)佐藤計量器製作所(後藤エイ四郎社長、東京都千代田区神田西福田町3、電話03−3254−8111)の防止型食品用デジタル温度計SK−250WPUシリーズは、用途や予算によって多彩なバリエーションの中から最適な1台をチョイスできるデジタル温度計。測定値を表示する本体は4モデル、センサは樹脂グリップタイプが6モデル、ステンレスグリップタイプが4モデル用意されている。
 表示部の本体は、JIS C 0920 IPX6、プローブ部はJIS C 0920 IPX7に準拠した防水構造、濡れた手で触ったり水がかかっても機能に支障がでない。
 測定範囲はマイナス50から250℃まで(使用センサによる)、測定値のホールド機能と電池を無駄にしないオートパワーオフ機能は全機種標準装備、その他機能を機種によって選択することができる。 さらに手で持ちやすいコンパクトな形状で、手軽に温度を測ることができる。
 本体を汚れから守り、落下したときの衝撃をやわらげるビニールカバー付き。ISO9001などで要求される計測器管理の要望に応えるトレーサビリティ校正サービスを用意している。

表示器本体

SK−250WPll−K(税込19、740円)は、電源のON/OFFボタンと測定値の表示を保持する「ホールド」ボタンの2つだけの簡単操作モデル。
 SK−250WPll−N(税込22、890円)は、Kモデルに最高最低(MAX/MIN)温度を表示する機能を付加したモデル。
 SK−250WPll−T(税込20、790円)は、Nモデルに24時間制の時計表示機能、ブザー付きのタイマー機能、温度の上下限をブザー音で知らせてくれる警報機能を付加したモデル。
 SK−250WPll−R(税込22、890円)は、100件の測定データを記録することが出来るレコード機能を持ち、なおかつ他の全ての機能を有している、シリーズの中で最上位のモデル。

センサ

樹脂グリップタイプ
▽食品用標準センサ(防水)SWPll−01M(マイナス40〜250℃)
▽食品用標準高温センサ(防水)SWPll−02M(マイナス15〜250℃)
▽鉄板表面測定用センサSWPll−03(マイナス15〜200℃)
▽食品用中心温度測定用センサ(防水)SWPll−04M(マイナス15〜250℃)
▽揚げ油測定用センサ(防水)SWPll−05M(マイナス15〜250℃)
▽食品用中心温度測定用センサ(防水)SWPll−06M(マイナス40〜250℃)

ステンレスグリップタイプ
▽食品用ステンレスセンサ(防水)SWPll−07(マイナス40〜250℃)
▽揚げ油用ステンレスセンサ(防水)SWPll−08(マイナス15〜250℃)
▽一般用ステンレスセンサ(防水)SWPll−09(マイナス40〜250℃)
▽食品用ステンレスセンサ(防水)SWPll−10(マイナス15〜250℃)

テストー
食品用デジタル温度計 「testo 926、 testo 826シリーズ」

(株)テストー(横浜市港北区新横浜2−2−15、野中通孝ゼネラルマネジャー)には、食品用温度計として「testo926」と「testo826シリーズ」がある。

「testo926」は、さまざまなT熱電対温度センサの接続が可能な食品用の温度計。高速応答プローブの接続が可能で、現場でデータをプリントアウトすることもできる(プリンタは別売)。バックライト付きの見やすい大型ディスプレイに、最大値または最小値を表示し、保存することが可能。また、豊富なセンサラインナップであらゆる用途に対応する。オプションに、過酷な使用環境にも耐えるIP65のTopSafeプロテクタがある。

一方、「testo826シリーズ」は、非接触式で計測できる食品用の赤外放射温度計。testo826−T2/T4はレーザー付、testo826−T3/T4は中心温度センサ付。放射率の変更が可能。設定した限界値を超えると、ディスプレイに「ALARM」と表示。testo826−T2/T4は、ブザー音で知らせる。水・油・衝撃などから本体を守る、TopSafeプロテクタ付。

【仕様】

▽計測範囲=testo926/マイナス50〜400℃、testo826−T1・T2/マイナス50〜300℃〈赤外線計測〉、testo826−T3・T4/マイナス50〜300℃〈赤外線計測〉、マイナス50〜230℃〈接触式計測〉▽測定精度=testo926/±0.3℃(マイナス20〜70℃)、±(0.7℃>+70℃)、testo826−T1・T2/±1.5<CODE NUMTYPE=UG NUM=5BFF>(マイナス20〜100℃)、±2℃または計測値の2%(その他の範囲)、testo826−T3・T4/±1.5℃(マイナス20〜100℃)、±2℃または計測値の2%(その他の範囲)〈赤外線計測〉、±0.5℃(マイナス30〜99.9℃)、±1℃または計測値の1%(その他の範囲)〈接触式計測〉

サーモポート
防水ハンディ温度計 「サニタリーサーモ」新シリーズ

(株)サーモポート(埼玉県入間市上藤沢531−2、電話04−2901−1881)は、突き刺しタイプの防水ハンディ温度計「サニタリーサーモ」の新シリーズを発売している。

「サニタリーサーモサーフェスTP−100MR(030T)」は、鉄板表面や設備の表面温度計測用。冷凍品の表面温度も計測可能。低価格の表面温度計を提供する。

「サニタリーサーモクイックTP−100MR(919)」は、静止液体における温度応答が4〜5秒(100%応答)と、素早い検温が可能。また、センサ先端がφ1・3、センサ根元がφ2で、食材に大きな穴を開けることがない。

「サニタリーサーモTP−100MR(130)」は、センサ先端がφ3と太く、ハードな使い方に対応したセンサセット。表面が硬めの食材の中心温度を測定するときなどに使用できる。ただし、冷凍品(氷を含む)表面に突き刺すことは不可能。

 「サニタリーサーモショットTP−100MR(0・5)」は、センサケーブルが50cmと短く、使用中にケーブルが食品や厨房機器に触れることを防止する。手を滑らせてセンサプローブを落としても床にセンサがぶつからず、破損・変形を防ぐ。

【セット標準価格(税込)】▽サニタリーサーモサーフェスTP−100MR(030T)=27090円▽サニタリーサーモクイックTP−100MR(919)=28140円▽サニタリーサーモTP−100MR(130)=20790円▽サニタリーサーモショットTP−100MR(0・5)=20790円

 

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