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最新の電子はかり(2)(3)

(2978号/2013年9月1日、2979号/2013年9月8日掲載)
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特集記事 製品紹介

ザルトリウス
高性能電子天びんPhoenixシリーズ

Phoenix「Secura」シリーズ

ザルトリウス・ジャパン(株)(東京都品川区北品川1−8−11、ヨーグ・リンデンブラット社長)は、新しい天びん製品Phoenix電子天びん「Secura(セキュラ)、Quintix(クインティクス)、Practum(プラクタム)」シリーズを発売している。
 Phoenix電子天びんの特長は、シリーズにより少し異なるが、▽SQmin機能=最小サンプル値(ミニマムウエイト)を設定することにより、ひょう量値がSQmin最小サンプル値を下回ると、メッセージで知らせる。▽レベルコントロール=光電センサにより常に水平をチェックし、誤ったひょう量結果を転送しない。▽isoCAL=温度変化をモニタし、ひょう量結果に影響があるときは自動で調整する。データはすべてメモリーされ、あとから記録を取れる。▽タッチパネル式表示部=スマートフォンサイズの明るく大きな表示部で、アイコンをタッチするだけですべての操作が可能。日常のひょう量操作にかかる仕事量を大幅に軽減。▽MiniUSBインターフェース=ウィンドウズプログラムへダイレクト入力ができる。プリンタをつなげばGLP準拠の印字が可能。▽頑丈さ=100万回以上の負荷試験を実施。直線性はまったく変化がないほどの頑丈さなど。

田中衡機工業所
デジタルロードセルを搭載「パワートラックスケール」

POWER TRUCK SCALE

(株)田中衡機工業所(新潟県三条市福島新田丙2318−1、田中康之社長)は、メトラー・トレドのトラックスケール専用デジタルロードセル「POWERCELL®PDX®(以下、パワーセルPDX)」を搭載したトラックスケール「POWERTRUCKSCALE(以下、パワートラックスケール)」を製造・発売している。
 パワートラックスケールには、高い精度と堅牢性および革新的なデータログ機能をもつデジタルロードセル「パワーセルPDX」と、田中衡機のトラックスケール技術が融合し、新しいトラックスケールが誕生した。
 積載部は従来通り埋め込み式、地上式、超薄型に対応。データ処理装置には多様な用途に対応しカスタマイズが容易なATS−100とタッチパネル入力方式のATS−1200を用意。
 また今まで使っていたトラックスケールにパワーセルPDXを組み込むこともできる。これは田中衡機製品に限らず、他社製のトラックスケールにも組み込みができる。既設のロードセルと指示計を撤去して、パワーセルPDXと指示計IND560を組み込み、運用に合わせてデータ処理装置(ATS−100またはATS−1200)を選択。
 パワーセルPDXは、ロードセルの筐体内にマイクロプロセッサを搭載し、計量エラーや破損など、自己診断機能を持ち、予期しないダウンタイムを防ぎたいユーザーのニーズに答える。材質はオールステンレス製で、保護等級はIP68のほかIP69K。従来複数のロードセルを使用する場合に不可欠な和算箱を必要としない。また、さび、腐食やネズミによる被害、そして電磁波の影響にも強い頑丈な二重シールドのステンレスケーブルを使用している。

日本製衡所
携行型廃棄物計量管理システム「ゴミ奉行」

ゴミ奉行

(株)日本製衡所(埼玉県児玉郡美里町小茂田560番地、岩渕孝男社長)は、携行型廃棄物計量管理システム「ゴミ奉行」を発売している。
 携行型廃棄物計量管理システム「ゴミ奉行」は、廃棄物の収集運搬時の計量作業およびその後の数量集計作業を効率的におこなうために開発された計量管理システム。
 同システムの特長は、ごみ袋を持ったままで簡単に計量がおこなえる。重量データは自動でハンディターミナルへ蓄積する。小型、軽量で設置場所を選ばない。蓄積したデータを管理ソフトウェアに取り込み、スピーディーに数量集計をおこなう。回収漏れ機能により、回収ポイント漏れを防止する。過去の収集運搬記録が簡単にトレースできる。集計データをExcelソフトで簡単に加工することができる。
【仕様】■計量ユニット=▽最大総重量150kg▽最小表示0.1kg▽電源は単3アルカリ乾電池4本▽外形寸法330(W)×330(W)×75(D)mm▽使用時間約80時間▽本体重量3kg▽使用環境マイナス10℃〜40℃、85%RH以下▽耐環境性防滴型。■ハンディデータユニット=▽液晶表示部カタカナ、英数字表示、16文字▽電源は単3乾電池4本▽使用時間約80時間▽外形寸法88(W)×178(W)

大和製衡
多言語に対応可能な多機能指示計「EDI−2000」

EDI−2000

大和製衡(株)(兵庫県明石市茶園場町5−22、川西勝三社長)は、ロードセル指示計「EDI−2000」の発売している。
 「EDI−2000」は、多言語表示が可能な新型ロードセル指示計。大和製衡の従来機(EDI−801/911)がもつ豊富な機能を継承し、なおかつカラー液晶タッチパネルの採用で見やすさと操作性を大幅に向上させた。
【特長】
▽多言語表示機能=日本語・英語・韓国語・中国語(簡体字および繁体字)に対応(設定により言語切り替えが可能)。
▽多彩な表示機能=重量グラフ・リアルタイム表示機能、計量結果グラフ表示機能で計量結果の推移を簡単に把握することが可能。ヘルプ機能でオペレータの操作をサポート(マニュアルを見る手間が省ける)。
▽ネットワーク機能=各種FAネットワークに対応可能(オプション)。
▽高い衛生性=指示計ケース前面はIP65準拠で水洗いが可能。
▽従来機との互換性=EDI−2000縦型パネルのパネルカット寸法は従来機と同じであり、また同一コネクタの採用により従来機との交換が容易。
▽優れた安全・環境性能=欧州CEマーキングおよびRoHS規格に準拠。

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