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日本計量新報 2007年2月11日 (2663号)

計量計測情報が円滑・大量に社会に提供されると国民の仕合わせが増大する

ジャパネットタカタはテレビ番組を利用してビジネス展開している。アマゾンはインターネットを利用している。計量計測企業はどんな形かでインターネットの力を利用しなければならない。
 インターネットと企業ビジネスの関わり方は様々であり、アクセス数の獲得を必要としない関わり方がある一方、アクセス数そのものがビジネスの正否を決めるという関わり方もある。
 計量計測関係の企業、学会、団体、公的機関などのインターネットでのアクセス数獲得の状況は、トップページ等にアクセスカウンターを付けていないところが多いなか、最大のアクセス数を獲得しているのは計測自動制御学会で60万件ほどである。同様のアクセスを獲得しているのは日本精密工学会、つづいて品質工学会である。表紙カウンターの100倍から1000倍のアクセスは確実にあるものと想定される。
 日本計量新報社が運営するWEBサイトのアクセス数は少なく見積もっても1000万件を超えている。表紙ページにカウンターが付いているWEBサイトのアクセス数は計量計測データバンク68万件、計量器net(その1)74万件、計量器net(その2)350万件(推計)、計量器net(その3)350万件(推計)、計量器net(その4)210万件(推計)、計量器net(その5)15万件、その他10万件である。トップページ以外に大したコンテンツがなくコンテンツ総数が少ないサイトのアクセス数は多くないのに対して、日本計量新報社のWEBサイトコンテンツ数は膨大であるから、実際のアクセス数は表紙ページアクセス数の合計1000万件の1000倍をはるかに超えている。
 このようにアクセス数を大量に獲得する専門情報のサイトは、その専門分野の情報の窓口機能を備えることになる。インターネットにアクセスする場合の日本における窓口機能はグーグル日本とヤフージャパンが獲得している。この二つの検索サイトはポータルサイトという呼ばれ方をしており、インターネット社会の進展に伴って高い評価をされるようになり、グーグルの場合はマイクロソフトの株価時価総額に迫っている。
 計量計測情報へのアクセスはグーグルやヤフーを通じて行われる。グーグル、ヤフーのキーワード検索から直接的に企業サイトや小さなコンテンツにアクセスすることが多い一方で、日本計量新報社が運営する「計量計測データバンク」「今日の計量計測情報ニュース」「web情報総合サイト」「計量器net」「温度計net」「はかりnet」「計量計測産業情報net」その他の関係WEBサイトがグーグルとヤフーからの引き継ぎサイトとなって、情報検索される状況が拡大している。
 グーグルとヤフーが第一次ポータルサイトとして機能し、計量計測情報へのアクセスの場合に、「計量計測データバンク」「今日の計量計測情報ニュース」などの日本計量新報社のWEBサイトが第二次ポータルサイトとして機能するようになっている。
 計量計測情報へアクセスする場合に、グーグルとヤフーの第一次ポータルサイトの機能の不十分さを補い必要な情報にたどり着くために利便性を発揮するのが日本計量新報社が運営する一かたまりの「計量計測情報WEBサイト」であり、この機能をさらに強めるようにするための事業計画が立てられている。
 計量計測情報が必要な人々に円滑に大量に提供されることで産業と文化が振興し、計量計測産業も栄え、国民の仕合わせも増大する。


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