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チノー
機器開発センターが竣工
効率的な機器開発めざす
●開発・生産技術・品質保証部門を集約
計測・制御・監視とシステムで著名な(株)チノー(東京都板橋区熊野町32番8号、苅谷嵩夫社長)は、藤岡事業所(群馬県藤岡市)で機器開発センターを建設していたが、8月20日に竣工した。
新社屋は、高効率の空調システムをはじめ環境に配慮した設計が特長。完成した機器開発センターは、開発、生産技術、品質保証部門を集約することで、高品質で効率的な機器開発をめざしている。
●藤岡事業所のリニューアル計画
新社屋の建設は、2013年6月に開設50周年を迎えた藤岡事業所のリニューアル計画として進めていた事業。
地上3階・延べ床面積2544・14m2(771坪)の建物に、機器開発部門、生産技術部門、品質保証部門の他、情報システム部門、管理部門、社員食堂が入る。
●快適・省エネ・環境に配慮
機器開発センターは、40kW/hの太陽光発電設備の設置、地中熱の活用に加えてオゾン層破壊物質を使用しないデシカント空調と全館LED照明の採用、および光触媒塗装により、「快適」・「省エネルギー」・「環境」に配慮した建物になっている。
災害発生時の天井落下防止対策の強化やゲリラ豪雨対策、防火水槽の設置、ガラスの飛散防止対策、AEDの設置など「安心」・「安全」にも配慮した設計。
●機器開発の推進拠点
藤岡事業所は主に記録計や調節計、燃料電池評価試験装置などを開発・製造している。開発と生産、品質保証の各部門を機器開発センターに集約したことにより、今後チノーの機器開発をグローバルに展開していく推進拠点としての役割を担うことになる。
●機器開発センターの概要
【名称】機器開発センター
【建物立地】群馬県藤岡市森1
【建物概要】地上3階建(1階:生産技術部門・管理部門・会議室等、2階:機器開発部門・品質保証部・情報システム部門、3階:社員食堂)
【延床面積】2544・14m2(771坪)
【工期】2014年3月着工、8月竣工
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