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  since 7/7/2002

 

横田 俊英       

キヌサヤの苗は蔦を50cmにも伸ばしていました

キヌサヤの苗は蔦を50cmにも伸ばしていました

 キヌサヤの蔓が伸びました。4月10日、東京の桜とここ相模湖町の桜が同時に満開の日に、家人がインゲンの蔓を受ける棚をつくりました。山形に細い鉄の棒を立てて、それを山と山の間に渡したのです。キヌサヤの苗は蔦を50cmにも伸ばしていました。蔓は細引きで棒にくくりつけました。5本ほどあるインゲンはそれぞれ2輪か3輪の花を咲かせておりました。種類を混ぜて植えたので桃色の花と、白い花があります。
 苗を植えてから3度目の霜が4月5日におりました。キヌサヤとキャベツの苗は大丈夫でした。NHKラジオでは苗を植えるには八重桜の花が咲き終わってからにすると間違いないのだと、専門家が話をしておりました。そうだろうと思います。私たちは5月の連休に苗を植えてきたのです。そのころになるとどうした訳か畑仕事がしたくなるのです。陽気は人を動かすのでしょう。5月の暖かさに畑を放っておくのがもったいないからです。

ダンシャクの芽は出てきません

 キャベツも随分と大きくなりました。小さかった葉を全方向に大きく広げてきたのです。葉の大きさに比べると根の細さが気に掛かります。幾つかの苗のうちの一つは玉になったキャベツを支えることができないと思われる状態です。
 一緒に植えたダンシャクの芽は出てきません。ジャガイモはあれた土地でも育つといいます。きっと大丈夫でしょう。
 このところ雨が何度かありましたから、土は十分に湿気を含んでおります。半袖でも過ごせる日もありました。土の中はグーンと温度が上がっていたことでしょう。##
半袖で過ごした翌日には冷たい雨が降りストーブをたく火が時々あります
 相模湖の桜は東京より1週間遅れるのが普通です。今年は満開が東京都同時で、4月10日でした。桜の開花と新緑の芽吹きが同時に訪れました。4月9日には甲府盆地の桃は濃い桃色の花を満開にしました。桜と桃が同時に咲き、梅の花も残っています。
 鳥たちも活発に動き出しました。4月7日にはツバメを見ました。4月5日にはウグイスの初鳴きを聞きました。耳を澄ませばもっと早くに鳴いていたのかも知れません。
 アカハラが大胆に姿を見せ、大きな声を出すようになりました。春爛漫と言いたいのですが、半袖で過ごした翌日には冷たい雨が降り、ストーブをたく火が時々あります。

佐藤さんはジャガイモを植えたら腰が痛くなった

 畑仕事の鍬をふるうのに私の右手は腱鞘炎のため力を込めることができません。バイクのブレーキレバーを強く握るために患ったようです。街の整形病院に出かけました。右手は腱鞘炎が右肩にまで影響しているので、レーザーを当てて湿布することで何とかなりそうです。医者に腰が痛いと訴えました。ベッドに仰向けに寝かされて右足、左足の指を頭の方に反らしてくださいと言われてそのようにしました。右足の指の反りがあまりできません。医者は左右の足の各部にアルコールで浸した綿を当てて冷たく感じるかどうか聞くのです。私の右足の親指は冷たさを感じませんでした。腰部のレントゲン撮影をしましたが異常は見つかりません。医者は右足に通じる神経が圧迫されていることから起こる症状であるとして、ヘルニアを宣告しました。しかし、「今治療すれば直る」とも宣言しました。直ぐに治療が始まり、腰部を暖めてバイブレーションを掛け、その後レーザーを当てるのです。腰も右腕も楽になりました。腰にも右腕にもサポーターがつけられました。
 レーザー治療を受けているときの会話です。「佐藤さんはジャガイモを植えたら腰が痛くなったと言って理学療法を受けにきたけど直ったのかな。次に何を植えるか知らないけれど、それを植えたらきっとまた来るよ」というものです。
 畑仕事をすると腰も腕も肩も痛くなります。それとは関係なのでしょうが、隣のはたけの老人の腰は随分と折れてきました。

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