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日本計量新報 2009年2月8日 (2760号)

第7回全国計量士大会
2月26日8(木)、京都市・京都テルサで

グローバル化時代に
おける計量士の進む道

(社)日本計量振興協会(日計振、飯塚幸三会長)は第7回全国計量士大会を、2月26日(木)、京都市京都府民総合交流プラザ内京都テルサ東館3階大会議室で開催する。計測標準供給の現状と今後の方向、同協会の計量関係事業の取り組み状況、適正計量管理事業所の拡大に関する取り組みについて報告を行うとともに、グローバル化時代における計量士の進む道についてフリーディスカッションする。


第7回となる今大会は、状況報告として(1)計測標準供給の現状と今後の方向、(2)同協会の計量関係事業の取り組み状況、(3)適正計量管理事業所の拡大に関する取り組みについて報告するとともに、グローバル化時代における計量士の進む道についてフリーディスカッションする。交流を深めるため懇親会も開く。

前回の大会では、「計量士の将来展望」について意見交換を行い、いかにして計量士の資質向上と職域の拡大を図っていくか、提案された意見を基に討議した。

全国計量士大会は、日計振の計量士部会・運営委員会が企画立案し、計量制度の変化や技術革新に関わる最新情報を参加者に提供するとともに、相互の情報交換の場を設け、計量士の資質と地位の向上を支援することを目的として毎年開催している。

【日時】2月26日(木)、13時30分〜18時30分

【場所】京都府京都市京都府民総合交流プラザ内京都テルサ東館3階大会議室(〒601−0000、京都府京都市南区新町通九条下ル、電話075−692−3400)

プログラム

◇開会(13時30分〜)

◇主催者挨拶=飯塚幸三(社)日本計量振興協会会長

◇来賓挨拶=岡村雄治経済産業省計量行政室長

◇状況報告
(1)計測標準供給の現状と今後の方向(三戸章裕(独)産業技術総合研究所計量標準管理センター長)(2)日本計量振興協会の計量士関係事業の取り組み状況(河住春樹(社)日本計量振興協会専務理事)(3)適正計量管理事業所の拡大の取り組み(大阪計量士会土居信次)

◇意見交換(フリーディスカッション)
▽メインテーマ=「グローバル化時代における計量士の進む道」
▽サブテーマ=「質量標準とトレーサビリティ」▽コーディネーター=大阪計量士会吉川勲▽パネラー=東京計量士会桑山重光、京都府計量管理協会河原紀男、(社)日本品質保証機構中部試験センター小林善男

◇懇親会(西館1階テルサホール)=17時〜18時30分

【参加費】正会員所属計量士=6000円、上記以外=1万円

【問い合わせ先】(社)日本計量振興協会事業部=〒162−0837、東京都新宿区納戸町25−1、電話03−3269−3259、FAX03−3268−2553、電子メール:jigyo@nikkeishin.or.jp

【日本計量振興協会計量士部会運営委員会】▽委員長=松本克一(三重県計量士会▽副委員長=桑山重光(東京計量士会)▽委員=佐藤正使(宮城県計量協会)/白鳥慎治(神奈川県計量士会)/金井一榮(埼玉県計量士会)/阿知波正之(愛知県計量士会)▽吉川勲(大阪計量士会) /樫村赫昭(大阪計量士会)/中藤統一郎(岡山県計量協会)/ 西竹啓介 (福岡県計量協会)

日本計量新報 2008年2月9日 (2760号)

新常用漢字表 計量関連の5字、削除の方向
文化審議会総会で

文化審議会総会第47回が、2009年1月29日(木)10時〜12時、文部科学省東館で開催され、「新常用漢字表(仮称)に関する試案」が原案通り承認された。

今回の試案では、現行「常用漢字表」に「俺」「丼」等191字が追加され、「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」の5字が削除されるほか、音訓や異字同訓にも変更が試みられている。削除対象の5字はいずれも計量に関連する漢字。

2009年3月から文化庁のHP等でパブリックコメントを募集し、試案を修正。10年2月に文部科学相に答申し、同年10月に新漢字表告示を目指す。

削除の5字について、国語分科会委員の聖徳大学林史典教授は、現行「常用漢字表」成立時と比べて一般的に使用される頻度が低下していると説明した。

これに対し、同委員でマンガ家の里中満智子氏は、「『匁』はあまり使われていないというが、今でも真珠の単位になっている。日本が真珠養殖技術を開発したことを世界に発信していくためにも、(音としてだけでなく)漢字として残した方がいいのではないか」と質問。

林氏は、「(常用漢字を決定する際に根拠とする)使用頻度は国民全体のものであり、特定の分野や個人の使用頻度とは異なる。常用漢字表はあくまで大勢の人が日常生活の中で使う文書についての目安であり、決して特定分野での使用に干渉するものではない。しかし、今後パブリックコメントを募集する中で、幅広く意見を取り入れて決定したい」と答えた。


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