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日本計量新報 2009年1月18日 (2757号)

計工連が講演会・新年交歓会開く
今こそ転換期、気力・体力・胆力で乗り切ろう

長谷川洋三氏の講演「世界同時不況と自動車業界」
立岡製造産業局次長は「需要喚起への環境整備やる」

(社)日本計量機器工業連合会(計工連、宮下茂会長)の「第103回代表者懇談会」(講演会ならびに新年交歓会)が1月14日に開かれ、会員や、同会事業に関わる官公署、公共機関の来賓など約150人が出席した。帝京大学教授・BSジャパン解説委員の長谷川洋三氏が「世界同時不況と自動車業界」の演題で講演した。

 

技術立国日本をイノベーションで構築

「第103回代表者懇談会」は講演会と新年交歓会。講演会は11時開会。司会は生田一男計工連専務理事。講師は帝京大学教授・BSジャパン解説委員(元日本経済新聞社編集委員)の長谷川洋三氏。「世界同時不況と自動車業界」の演題で講演した。

12時10分から新年交歓会が開かれた。司会は堀井茂計工連常務理事。宮下茂会長があいさつした。来賓を代表して立岡恒良経済産業省製造産業局次長があいさつした。乾杯の発声は、前会長で同会名誉顧問の藤原菊男氏。杉時夫副会長(株)東京計装社長)が中締めをした。

新年会のあいさつで宮下会長は次のように述べた。昨年来、金融危機から始まったばけものが荒れ狂っているが、これを鎮めるには相当時間がかかる。しかし、我々は需要の開発を根気よく進めていかなければならない。技術立国日本をイノベーションで構築していかなければならない。今こそ、我々は何をすべきかという転換期にきている。足をしっかり地につけて見極めることが大事である。国へは、早くに景気の救済を実現化して欲しいと要望する。我々が挑戦していくには、気力・体力・胆力を充実させて、この程度のクラッシュ何するものぞの気概で進まねばならない。

(次号以下につづく)

日本計量新報 2008年1月18日 (2757号)

東京都 平成20年度年末期商品量目立入検査
不適正事業所、半分以下に減少

東京都は、11月6日(木)〜12月4日(火)の延べ20日間、年末期商品量目立入検査を実施した。

包装の表示と実際の量が異なっていないか、都内のスーパーマーケット等で量目検査。その結果、検査対象となった242事業所のうち、不適正商品率5%を超える不適正事業所は11事業所(4・5%)となり、前年同期調査(10・7%)に比べて半分以下に減少した。

業態別成績では、一般小売店が0・0%、スーパーマーケット5・3%、食品製造所0・0%。スーパーマーケット規模別成績では、売場面積300平方メートル未満が2・0%、300平方メートル以上が6・4%で、どれも前年同月よりも下回る結果となった。

検査商品8千756点のうち、不適正商品は120点(1・4%)。10%を超える不適正商品は0点だった。不足商品の損失金額ワースト1位はひらたけで、表記量266gに対して実量が193gしかなかった。(売価527円、損失金額は145円。)

不適正の原因としては、水分の乾燥による自然減量が75%と、最も多かった。次いで、風袋の起因するもの(はかりへの風袋量設定ミス、ワサビ、タレ等の添え物を内容量としたもの)が20%、粗雑な計量行為(ラベルの貼り間違い、雑な計量作業等)によるものが5%となった。

不適正商品は内容量表記を変更させ、計量担当者を教育・訓練した。また、商品に不適正商品があったものは、その商品群の再計量を指示した(26事業所、120点)。
「不適正率5%越え」事業所11箇所に対しては、再度立入検査を行い、改善状況を確認する。改善されていない場合には、「改善勧告」「氏名の公表」「改善命令」など、計量法に基づいた措置を取る。検査結果の詳細は、東京都のホームページに掲載。

【問合わせ先】東京都計量検定所検査課(電話03−5470−6628)

日本計量新報 2008年1月18日 (2757号)

千葉市計量検査所
第17回「暮らしの計量展」を開催

 

千葉市計量検査所は、1月24日(土)、第17回「暮らしの計量展」を開催する。市民に珍しい体験やゲームを通して「はかる」ことへの関心を深める。

【日時】1月24日(土)、10時〜17時

【会場】暮らしのプラザ1階(千葉市中央区弁天1−25−1)

【内容】▽計量感覚ゲーム▽珍しいはかり体験▽重さを当てまSHOW!▽脳年齢測定▽超音波骨測定▽体組成計測定▽血圧計測定、この他、パソコン画面タッチで挑戦する「計量クイズ」、古い「両替商のはかり」や時代を追った様々なはかりを展示した「資料コーナー」など。千葉市動物公園の人気者、風太くん着ぐるみも登場。

【問い合せ先】千葉市計量検査所(電話043−207−3603)


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