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日本計量新報 2008年3月23日 (2716号)

1月の計量計測機器生産
電気計測器336億円、分析機器154億円

工業用長さ計、工業用計重機、分析機器など好調

経済産業省が3月13日に公表した2008年1月の機械統計確報によると、計量計測機器の生産額は、おもなところで前年同月比で増えたのは、電気測定器(半導体・IC測定器を除く)8.2%増、医用測定器19.8%増、工業用長さ計10.2%増、ガスメータ8.5%増、工業用計重機13.4%増、分析機器13.9%増である。減ったのは、半導体・IC測定器52.3%減、工業用計測制御機器9.2%減、精密測定機(光学測定機を含む)0.9%減、試験機11.4%減、測量機器10.9%減である。


2007年暦年は、ガスメータ、分析機器など増

2007年暦年(1〜12月)で増えたのは、電気測定器(半導体・IC測定器を除く)0.6%増、工業用計測制御機器5.8%増、医用測定器4.0%増、ガスメータ103.0%増、工業用計重機5.0%増、分析機器8.6%増、測量機器2.0%増である。

電気計測器は336億4700万円

電気計測器の08年1月の生産額は機械統計確報では336億4700万円である。(社)日本電気計測器工業会のまとめは、集計項目が少し異なるため金額が異なる。確報では電気計器30億1500万円、電気測定器202億3600万円、工業用計測制御機器103億9600万円、放射線測定器7億2900万円、環境計測機器は17億2100万円(確報では放射線測定器は電子応用装置、環境計測機器は測定機器に分類されている)。

電気計器の内訳は、指示計器4億9800万円、電力量計が25億1700万円である。

電気測定器の内訳は、電圧・電流・電力測定器は9億1300万円、波形測定器9億8300万円、無線通信測定器12億3100万円、半導体・IC測定器102億200万円、回路素子・材料測定器4億4600万円、伝送特性測定器5億9600万円、光測定器7億3500万円、測定用記録計・データ処理装置6億5500万円、その他の電気測定器44億7500万円である。

電気測定器のうち、ICテスタを除いたものの合計は100億3400万円となり、対前年同月比8・2%増である。(5面につづく)

日本計量新報 2008年3月23日 (2716号)

4月16日、17日、計量会館
内部監査員研修を開催
主催は計量技術コンサル事務所

(株)計量技術コンサル事務所(千田好友代表、神奈川県川崎市麻生区)が主催する「ISO/IEC 17025内部監査員研修」は4月16日(水)、17日(木)の2日間、東京都新宿区納戸町の日本計量会館3階大会議室で開催する

校正・試験を行っている事業所にとっては必須となりつつあるISO/IEC 17025「試験所・校正機関の能力に関する一般要求事項」適合認定の取得。ISO/IEC 17025では、さまざまな項目の内務監査を行うことが定められており、内部監査員等には、必要に応じて適切な教育・訓練を行うこと、その適切な記録を維持することが必要となっている。

本講座では、特に力標準に携わった講師が研修するので、品質・技術の研修を不確かさの項目まで含めて受講できる。同研修の対象は、質量(はかり、分銅)、一軸試験機、力計のJCSS認定事業者またはこれから取得を考えている事業所等となっている。

【開催概要】

▽開催日=4月16日〜17日▽時間=10時〜16時▽場所=日本計量会館3階大会議室(東京都新宿区納戸町25−1)▽研修費用=40,000円(消費税込み)▽当日持参する物=筆記用具▽研修対象者=質量(はかり、分銅)、一軸試験機、力計のJCSS認定事業者またはこれから取得を考えている事業所▽その他=参加申込をFAXまたは電子メールで連絡のこと。最終日には受講修了書を授与▽連絡先=FAX050−8005−4396、電子メールy.senda@keiryo-tech-consul.jp▽主催=(株)計量技術コンサル事務所▽協賛=(株)日本計量新報社


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