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 2003年11月2日(2513号)


■【11月1日は計量記念日】東京の「計量いま・むかし展」など全国で記念日行事 計量全国大会は京都で開催

  11月1日は計量記念日。1日を中心に、10月末から11月いっぱい、全国各地で計量記念日行事が実施される。東京都の計量行政機関と計量団体は、例年「都民計量のひろば」を開催しているが、今年は江戸東京博物館で開催される「平賀源内展」に併せて「計量いま・むかし展」を開催する。本紙で紹介しているように全国各地で、地域計量行政機関と計量団体が協力し、計量記念日に関連づけて計量への関心を高める行事が実施される。「計量月間」「計量強調月間」などを設定して取り組むところも多い。経済産業省と計量関連団体は共同で「計量記念日全国大会」を、11月4日、京都の国立京都国際会館で開催する。

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 今年の「計量記念日全国大会」は京都で開催される。国際法定計量委員会(OIML/CIML)及びアジア太平洋地域法定計量フォーラム(APLMF会議)などの計量に関する国際会議が京都で開催される(別項参照)のに合わせて開催するもので、特別講演も国際法定計量機関(OIML)の事務局責任者などが国際的な法定計量の現状と課題を紹介する。計量記念日全国統一ポスターや公募した計量標語は、注目されているトレーサビリティの普及啓発・推進を意識したものである。計量行政審議会も時期を合わせて京都で開催される。

 全国各地では、月間を設定したり、イベントを開催したりと工夫を凝らして計量記念日行事が開催される。計量の基準を定め、適正な計量を確保することが、商取引や日常生活の安全の確保、経済の発展にとって重要であることをアピールしている。

  2003年11月2日(2513号)

■計量関連の国際会議 10月末から京都で開催中 

 
CIMLは日本で初開催
11月5、6、7,8日

 国際法定計量機関(OIML)の理事執行機関であるCIMLが日本で開かれるのは初めて。CIMLでは、技術基準の採択、OIML適合証明書制度を補完する「型式評価の国際相互承認の取決に関する枠組み」(MAA)、などが討議される。

日本が議長国のAPLMFの総会も開催

 アジア太平洋法定計量フォーラム(APLMF)総会が11月3日、4日に開かれる。日本は2002年1月からAPLMFの議長国(大岩彰議長)および事務局を担当している。APLMFは、アジア・太平洋諸国の法定計量に関わる相互の協力を進める目的で、1994年11月に設立された。
 10月30日、31日に開かれたAPLMFシンポジウムでは法定計量におけるトレーサビリティが議論された。

  2003年11月2日(2513号)

■<バイオ計量標準シンポジウム>バイオテクノロジーにおける計測の国際標準化にむけて

 (独)産業技術総合研究所は、11月14日(金)、東京の都市センターホテルでバイオ計量標準シンポジウムを開催する。

 同シンポジウムでは、国際度量衡委員会バイオアナリシスWG に参加した研究者が、バイオテクノロジーの計測標準研究における国際動向と各国の取り組みについての講演を行う。

 バイオ計量の分野、特に、臨床化学の分野では体外診断薬(IVD)に関するヨーロッパ指令(EUDirective)で分析値のトレーサビリティや比較同等性を明らかにすることが求められている。

【日時】2003年11月14日(金)、10時〜16時30分

【会場】都市センターホテル・コスモスホール(東京都千代田区平河町、TEL03−3265−8211)

【参加費】無料

【講演者(予定)】▽徳増有治(経済産業省産業技術環境局知的基盤課長)▽岡本研作(産業技術総合研究所計測標準研究部門総括研究員)▽千葉光一(同副部門長)▽Dr.Helen Parkes(LGC(英))▽Dr.Vincent Vilker (NIST(米)Chief of Biotechnology Division )▽Dr.Heinz Schimmel(IRMM(EU))▽AGAL(豪)▽KRISS(韓)

【問合せ先】(独)産業技術総合研究所計測標準研究部門:千葉光一(TEL&FAX 029−861−4100、E-mail: kk-chiba@aist.go.jp

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