2000年11月12日(2376号)

■第28回全日本科学機器展開催
  (11月28〜12月1日・東京ビッグサイト東4・5・6ホール 334社が出品)

 第28回全日本科学機器展(略称:全科展)が年十一月二十八日(火)から十二月一日(金)の四日間、東京都江東区の「有明・東京ビッグサイト」(東4・5・6ホール)で開かれる。同展は世界に名を馳せている科学機器の専門見本市であり、理化学、分析、試験・計測・情報・通信のゾーンのほか、その他の機器・装置・情報処理、、バイオ産業、科学情報技術(IT)・環境調査分析管理のコーナーを設けている。理化学ゾーンは、理化学機器・装置、器具・消耗品、関連機器、実験室設備、新素材、専門紙誌、コンサルティング、情報、受託分析機関、試薬、等。分析ゾーンは、分析機器・装置、環境関連機器・装置、センサ・電気制御機器、等。試験・計測・情報・通信ゾーンは、物理量・物性測定器、試験検査機器・装置、非破壊検査、情報処理等が展示される。また同展では六つのシンポジウムと一つの特別講演が開かれる。シンポジウムのセッション5は「国際計量標準化トレーサビリティ」。

 第28回全日本科学機器展(略称:全科展)は、東京で隔年開催されている世界に名を馳せている科学機器の専門見本市であり、理化学、分析、試験・計測・情報・通信機器等の最新鋭機器が一堂に展示される。こうした展示会はユーザーに対する機器の紹介の場であると同時に、関係機器のメーカーと地方あるいはアジア地区および世界の販売代理店とのコミュニケーションの場としても活用されている。

 十一月二十八日(火)から十二月一日(金)の四日間会期中には、六つのシンポジウムと一つの特別講演が開かれる。計量計測関係のシンポジウムとしてセッション5に「国際計量標準化トレーサビリティ」が組み込まれている。
 同展で会期中に開かれるシンポジウムは、セッション1「バイオ戦略」、セッション2「遺伝子組換え食品検査」、セッション3「室内環境学会」、セッション4「新エネルギーの複合化」、セッション5「国際計量標準化トレーサビリティ」、セッション6「日本のIT革命のロードマップと企業におけるIT戦略地図、ロードマップの開発手法」であり、特別講演会テーマは「第33回日本環境化学会講演会」である。


シンポジウムと開催日時

@バイオ戦略シンポジウム「バイオ技術と応用戦略」=11月30日(木)10:30〜16:00、会議棟 101会議室、参加料 8,000円(税込)
A遺伝子組換え食品検査シンポジウム=11月29日(金)13:00〜16:35、会議棟 101会議室、参加料 8,000円(税込)
B室内環境学会シンポジウム「シックハウスの現状と対策」=11月30日(金)13:00〜16:30、会議棟 102会議室、参加料 8,000円(税込)
C新エネルギーの複合化シンポジウム「21世紀に羽ばたく再生可能エネルギー」―その利用と普及に向けて―=11月29日(金)10:30〜17:00、会議棟 102会議室、参加料 会員7,000円、一般 9,000円
D国際計量標準化トレーサビリティーシンポジウム=共催日本規格協会、日本計量機器工業連合会、日本適合性認定協会、日本計量振興協会、日本電子機械工業会、12月1日(金)、会議棟 607、608会議室、参加料 1,000円(但し、テキスト代として)

【プログラム】
(1)10:00〜10:40=テーマ:グローバルMRAと計量標準の国際動向、講演者:伊藤章 通産省工業技術院知的基盤課 課長
(2)10:40〜11:20=テーマ:国立研究所の再編と国家計量標準の開発・供給体制、講演者:小野晃 通産省工業技術院計量研究所 熱物性部長
(3)11:20〜12:00=テーマ:2000年4月施行の新計量法について、講演者:辻本圭助 通産省機械情報産業局計量行政室 総括班長
(4)13:30〜14:30=テーマ:ISO9000シリーズ2000年版及びISO/IEC17025について、講演者:保坂守男(財)日本適合性認定協会試験所認定部 課長
(5)14:30〜15:10=テーマ:JCSS認定ラボ取得についての実例、・講演者:芝田政典(株)浅沼技研テクニカルセンター 室長
(6)15:30〜16:00=テーマ:質量標準の不確かさの見積もりと考え方、講演者:桑山重光 通産省工業技術院計量研究所 計量標準管理官
(7)16:00〜16:30=テーマ:温度標準の不確かさの見積もりと考え方、講演者:浜田登喜夫 田中貴金属工業(株)温度校正室 室長
(8)16:30〜17:00=テーマ:電気標準の不確かさの見積もりと考え方、講演者:澤田敏夫(株)アドバンテスト 標準管理課
E「日本のIT革命のロードマップと企業におけるIT戦略地図、ロードマップの開発手法」
=12月1日(金)13:30〜16:00、会議棟 102会議室、参加料 6,000円(税込)

主催者と交通

【主催】 東京科学機器協会、日本工業新聞社

【事務局】[全日本科学機器展事務局]      
@東京科学機器協会=〒103-0023、東京都中央区日本橋本町3-8-5テンスタービル、 TEL:03-3661-5131、FAX:03-3668-0324、E-mail:siatokyo@blue.ocn.ne.jp、 URL:http://www.sia-tokyo.gr.jp
A日本工業新聞社事務局=〒100-8125、東京都千代田区大手町1-7-2、TEL:03-3273-6184、FAX:03-3241-4999、E-mail:sis@jij.co.jp、URL:http://www.jij.co.jp/

【会場への交通】
@新交通 ゆりかもめ(東京臨海新交通臨海線)、A臨海副都心線、B水上バス、C路線バスの各方法(詳細は主催者ホームページにて確認のこと)

 


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