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第108回 国際度量衡委員会(CIPM)を開催
臼田孝NMIJ代表を国際度量衡委員会幹事に選出
アジア圏から幹事が選出されるのは初

臼田孝NMIJ代表を国際度量衡委員会幹事に選出、アジア圏から幹事が選出されるのは初

2018年11月開催の第26回国際度量衡総会後初となる国際度量衡委員会(CIPM)が招集され、2019年3月20、21日、国際度量衡局(BIPM、フランス)で開催された。

国際度量衡委員会は互選により委員長(President)と幹事(Secretary)を選出する。

委員会第1日目に選挙が実施され、W. Louw博士(南アフリカ)が委員長に、臼田孝産業技術総合研究所計量標準センター(NMIJ)代表が幹事に選出された。


臼田孝新幹事(左)と前幹事J. McLaren博士 (カナダ)

1875年の委員会設置以来、アジア圏から幹事が選出されるのは初。

今後4年間の任期で委員長を補佐し、国際度量衡局の監督、国際度量衡委員会の運営などにあたることになる。

2022年に予定される第27回国際度量衡総会では、議長(パリ学士院院長)を補佐して総会の議事進行をすることになる。

国際度量衡委員会はメートル条約の理事機関で、国際度量衡総会で選出されるすべて異なった国に所属する18名の委員によって構成される。

臼田孝NMIJ代表を国際度量衡委員会幹事に選出、アジア圏から幹事が選出されるのは初

 

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