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私の履歴書 齊藤勝夫(第18回計量賞受賞者、元千葉県計量検定所長、元流山市助役、現千葉県計量協会・計量士会会長)
03年、私が千葉県計量協会長として取り組んだ事業
懸案の関東甲信越計量協会・計量士会の協議会の合同開催に漕ぎつける第4編 事後処理の扱いがブロックの人心をかえた
団体運営の名人のなせる業と手法(2)
1、本総務委員会としては、各委員から、発言されてきた根本的、抜本的にただ単に統合時の構成団体の当時の負担会費の移行から白紙に戻して議論し、見直すことが本筋・本論であることは、いうまでもなく、常道である。しかし、現状、重複して地区計量士会が日計振会費を納入していることも明らかになった。
2、この矛盾は、放置できないし、早急に是正し、解消しないと不信感を増大する。平成16年度から解消する必要がある。
3、重複納入額313万円を減資として、当面、計量士総員1095名で除し、1名当たり3000円に各地区計量士数を乗じて得た額を16年度から減額として、不合理を解消したい。
4、関係委員の発言にあるよう、日計振には団体加入して個人会費の集合形式ではなく、理論上団体負担会費である。それで、A会員、B会員と区別して、差別扱いはおかしい。少なくとも、日計振内部においては、AもBもなく、扱うべきである。但し、大事なことは地区計量士会の内部の構成や負担等まで立入る問題ではない。地区計量士会は、夫々、内部自主的事情、判断にゆだねておくことである。
5、会費の不公平是正は、ただ額を下げればよしというわけでもない。計量士会費と他の会費と比較しての論法をとっているので、その答えは簡単に出ない。時間をかけて引き続き根幹的解決をめざす。
6、日計振は減額分は、内部にメスを入れ、無駄を省き経費節減等をもって補うべきである。地域団体の苦しい財務状況を勘案して認識する必要がある。
7、収入減の激変緩和案も考えておくこと
建議書を一気阿成に書き上げる(1)
あの温厚な鍋島綾雄総務委員長が、小気味よい口調と毅然とした態度と節度をもって委員会の第1段階の終着点とその向かうべき方向と内容を論争を裁いて示された。つまり2段階方式で会費是正策を講ずることを建議する基本方針を読みとれた。
第1段階、不合理・不公正の是正(二重払いの解消)を早急にやること。第2段階、時間がかかっても抜本的是正策を探し求めること。