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2014計量計測機器総合カタログ―質量計版―

トレーサビリティ体系特定標準器〈独立行政法人産業技術総合研究所(旧通産省計量研究所)が所有〉(株)島津製作所特定二次標準器〈1mg~20kg〉校正用ワーキングスタンダード〈1mg~20kg〉トレーサビリティのイメージ計量器のトレーサビリティの確保とは検査・測定・試験等に用いる計量器の指示値あるいは検査結果は、国際的または国家的に認められた標準器(または標準物質)に対して公的に連鎖するような関連付けがあること(トレーサブルであること)をいいます。国家標準器(国家または公的機関)社内標準器((株)島津製作所)トレーサブル、トレーサビリティの確保された校正においては、ユーザの計測器がどういう経路で校正されたかが分かり、その経路がきちんと国家標準までたどれることが保証されています。被校正分銅、おもり〈お客様の分銅、おもり〉常用計量器((株)島津製作所/協力関連会社)トレーサビリティがとれていれば、各々の計測器、標準器、標準物質などは、“校正の鎖”で繋がれていることになります。用語の豆知識JCSSJapan Calibration Service System(計量法校正事業者認定制度)計量器の校正をする事業所の能力を審査し、お墨付きを与える制度。独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)が島津製作所など民間の事業所に対し認定します。校正認定事業者は国家標準とのトレーサビリティを確保した質量標準等の供給を行えます。JCSSロゴマーク付きの校正証明書は国家標準とトレーサビリティがとれている証です。計量のトレーサビリティ不確かさが全て表記された、切れ目のない比較の連鎖を通じて、通常は国家標準または国際標準である決められた標準に関連づけられ得る測定結果または標準の性質(JIS Z8103)。校正の道筋が計量結果から国家計量標準まで切れ目なくつながっていることを明確にする体系です。協定値JCSSロゴマーク付校正証明書に記載されている分銅の校正された値。厳密に質量を測定するには温度、分銅の密度、空気の密度などが明らかになっている必要があるが、それらの値をそれぞれ取り決め(温度20℃、分銅密度8000kg/m 3、空気密度1.2kg/m 3)に基づき仮定した上での値。不確かさ測定量の真の値が存在する範囲を示す推定値(JIS Z8103)。従来の「誤差」や「精度」といった概念は技術分野や国によって統一性がなく、国際度量衡委員会(CIPM)等が中心となり計測データの信頼性の評価を統一する方法としてまとめた新しい尺度。測定精度に影響を及ぼす種々の不確かさ要因を評価し、それら個々の値を合算して求めます。ISO9000、ISO17025等の規格のなかでは不確かさの評価が必須のものとされています。ISO9000シリーズISO(国際標準化機構)によって定められた、品質管理および品質保証の規格。製品やサービスが規格の要求事項に適合していることを実証するために、供給者が使用する検査、測定および試験装置(試験用ソフトウェア含む)を管理し、校正し、維持する手順を文書に定め、維持することが要求されています。GLP (Good Laboratory Practice)FDA(米国食品医薬品局)や厚生労働省が定めた医薬品の安全性試験の実施に関する基準。機器は適切に点検、清掃、保守され、測定、解析に使用する機器はテスト、校正、基準化のうち必要なものを適切に実施しなければなりません。また、これらの方法、実施計画などを明記した、標準操作手順書(SOP)を備え、これらを実施した場合はその日付、内容および取扱者を文書により、記録し、保管することが定められています。GMP (Good Manufacturing Practice)FDA(米国食品医薬品局)や厚生労働省が定めた医薬品の製造管理および品質管理の基準。目的とする品質に適合する製品を恒常的に製造できるようにするため、必要な工程全般についてバリデーションの実施や、教育訓練を含めた管理体制を整える必要があります。試験検査に関係する測定器類についても、定期的に点検・校正・整備し、その記録を作成することが義務づけられています。QS-9000、ISO/TS16949米国三大自動車メーカ(ダイムラークライスラー、フォード、GM)およびトラックメーカに部品や材料を供給する際の品質システムの規定です。ISO9000シリーズをベースに自動車業界特有の要求事項が付加され技術能力の審査が厳しくなっています。HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)食品の安全性の保証を最終製品の検査のみで行うのではなく、製造・加工・調理などの各過程で行い、確実なものにしていくシステムです。ISO / IEC17025日本ではJIS Q17025として規定されています。校正機関や試験所が特定の試験または校正を実施する能力があるものとして認定を受けようとする場合の一般要求事項を規定したものです。ISO9000シリーズの認証と異なる点は技術的能力の審査が要求事項に含まれることです。MRA(Mutual Recognition Arrangement)計量標準国際相互承認協定。相互承認した国家間ではそれぞれの国の国家標準の同等性があるものとされ校正証明書も両国で有効となります。IAJapan独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)の認定センター。JCSS校正認定事業者の認定業務を行っています。分銅とおもり分銅とは物理的および計量的特性、すなわち形状、寸法、材料、表面性状、公称値及び最大許容誤差に関して規定された、質量の実量器(OIML/R111)。一般には公称値が1g、2g、5g、10g、20g、50g…の系列にあるものをいいます。その規定を外れるものがおもりです。