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2014計量計測機器総合カタログ―質量計版―

JCSS校正とは校正サービスJCSS校正とはなぜJCSS校正が必要なのでしょう…品質システムの正当性・妥当性・透明性が社会一般で受け入れられるためには、構築されたシステムがISO9000シリーズ、GLP、GMP、QS-9000、ISO/TS16949、HACCP、ISO/IEC17025等に適合していなければなりません。そのため、天びん・はかりや使用分銅の校正結果には、すべてに“不確かさ”が表記された国家標準とのトレーサビリティが不可欠です。従来天びんやはかりを自社内で校正する場合、不確かさを考慮せずにトレーサビリティを考える向きがありましたが、本来トレーサビリティの確保には不確かさの評価が必須です。JCSSは認定基準としてISO/IEC17025に適合し、さらに、MRA-JCSS認定事業者は相互承認したすべての諸国間においても共通の標準とすることができます。不確かさの値が表記された、島津のはかり・分銅・おもりのJCSS校正は、トレーサビリティ確保の面から、品質システムの構築に最適です。不確かさのイメージ○○△△××この分銅の真の質量は包含係数(k)=2のときこの範囲に95%の確率で存在することを表しています。121100 g100 g - 0.17 mg±0.15 mg表す量100g協定値100g-0.17mg不確かさ±0.15mg-0.00015g99.99983g+0.00015g不確かさの要因としては、標準器の不確かさ、密度測定の不確かさ、浮力補正の不確かさ、測定の不確かさなどがあげられます。不確かさを考慮して天びんを校正する場合不確かさを考慮せずに天びんを校正する場合真の値は不確かさの範囲内真の値はどこにあるか不明JCSS100g100.00g100g100.00g-△mg 100g +△mg〈分銅の真の値が存在する範囲〉=〈不確かさ〉が明確-☆mg 100g +☆mg天びんの表示値に対する真の値が存在する範囲(不確かさ)が明確±☆mgは分銅の不確かさ( )、天びん校正の(際の不確かさ()が合算された値)100g? ? ? ? ? ?分銅の〈不確かさ〉が不明確100g? ? ? ? ? ?天びんの表示値がどれほどの信頼性があるのかわからない