96/10/29

日本計量新報社は こんな会社 です

• どんな小さな会社でもインターネットを活用できる、という事例
  

ホームページ作成のきっかけ

1. 電子メール ----原稿のやりとり、打ち合わせ
2. 新聞原稿の電子データ化

ホームページ開設でめざしたもの

• 情報の公開と計量情報データベースの構築
  データベースづくり---維持管理（収集と更新）に大変な手間
  →
  1. 新聞記事の蓄積 による データベース化
     時系列による単純積み重ね（整理しない＝挫折しない）→ブラウザやワープロ の検索機能の活用で情報を取り出す
     
  2. すでにあるデータベースを活用＝Internetの分散型ネットワークという特色活 かす＝ リンク機能
  3. いろいろなところから情報を 提供してもらう
     
  4. 検索機能 を活用
     

  →計量情報のプラットホーム ＝1. 2. 3. 4. を組み合わせて、計量情報のことならここへくればわかる
  
  

• 新聞 、 出版図書 などの拡販
  
  • 従来の対象は限られている→Internetは従来の枠を取り払う＝新市場
    eg.日本たばこ産業から「ホームページで見たのだが」と図書の詳細について 問い合わせ
  • 申込フォーム や電子メールでの購入申込
• 情報の検索
  eg. 計量標準の動向
  

運用上の問題点

1. 運用経費と使用目的にあったサーバー選び（スペースレンタルの場合）
   
   • 運用にかかる費用とホームページの容量勘案して
     現サーバーは、月額1000円、容量20MB
     →データの蓄積ですぐ満杯→ミラーサーバーも検討
     
   • 会社の品位（見栄）重視＝バーチャルドメインサービスの利用

   　

2. ホームページへの訪問者が望む情報提供
   
   • 情報発信ではなく情報公開＝見ていただく精神
   • その分野に直接関心がなくとも楽しめる情報も
     「きかんし」のホームページに学ぶ＝インタビュー、周辺の紹介など

   　

3. 運営体制をつくる
   
   • 内容の定期的な更新＝更新されないサイトは価値半減（再び見てはもらえない ）
   • ホームページはつくるより、維持管理がたいへん＝運営体制づくり
     
     • ホ−ムページづくりは外注でも、更新は自前でが望ましい（∵情報の新鮮さが いのち）
     • 周囲の協力がないとかなり辛い→社内に積極宣伝し、一部署だけの関心事にし ない
     • ウェブマスター（サイトの総合管理者）を育てる＝人材育成
     • 仕事のやり方に工夫
       
       • 仕事の電子化＝紙情報だとHTML化は大変、はじめから電子情報だと加工が簡単
         電子化で新聞記事情報のホームページへの利用が簡単になった
       • 情報はHTML化しやすいようにはじめからフォーマット化
       • 情報の共有化＝ＬＡＮ、イントラネット（検討課題）

       　

4. 使いやすいホームページに
   
   • メニューが無秩序に増えると複雑になり、利用者は迷路のなかに
     →わかりやすい操作体系に→常時ＩＮＤＥＸ（しくみ、地図）が見えるように改良
   • 重いページは見てもらえない
     →画像の多用などでむやみやたらに凝ると逆効果（クリッカブルマップなど）
     →１ページを59KB以下に押さえるよう努力中

   
   

5. 情報公開のものさし（基準）
   
   • 現在は、宣伝もかねてできるだけ公開
   • 記事情報の有料化など、現在は結論がでてない
     

教訓

1. ホームページは８割完成したら公開する＝とにかく早く立ち上げる
   
2. とにかく見てもらう＝ホームページの宣伝につとめる
   
   • 口コミ
   • サーチエンジンへの登録
   • リンクしてもらう(リンク例)

   
   

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