計量新報記事計量計測データバンク会社概要出版図書案内
   
   

日本計量新報 2015年11月15日 (3081号)

   

2015年度近畿計量大会
11月27日(金)、兵庫で開催

協議、感謝状贈呈と記念講演
計量関係者相互の連帯深める

2015(平成27)年度近畿計量大会が、兵庫県の当番で、11月27日(金)、神戸市中央区の神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催される。大会は、近畿計量協議会会長感謝状の贈呈、提案議題の協議、記念講演を開催する。その後懇親会を開催し、交流を深める。


昨年の大会のようす大会は、第1部として、近畿計量協議会会長感謝状を贈呈し、提案議題の「計量関係団体の抱える課題について」を協議する。記念講演は、沖本智昭兵庫県立粒子線医療センター院長による「絶対わかる!陽子線治療と重粒子線治療」。
 第2部は、懇親会を開催する。
 近畿計量大会は、近畿2府4県の各地区計量関係団体の計量関係者が一堂に会し、現在の計量課題について協議し会員の地位向上を図るとともに、相互の連帯協調を深め、あわせて計量思想の普及促進をはかることを目的に開催される。昨年の大会のようす
【講師略歴】▽沖本智昭=長崎大学1990(平成2)年卒。博士(医学)、2004(平成16)年4月県立広島病院放射線科医長、2008(平成20)年4月山口大学医学部放射線科講師、2011(平成23)年12月北海道がんセンター放射線科診療部長、2014(平成26)年4月兵庫県立粒子線医療センター副院長、2015(平成27)年4月院長となり現在に至る。
【兵庫県立粒子線医療センターの概要】同医療センターは、がんの撲滅をめざし、2001(平成13)年に建設された。粒子線治療の陽子線治療と炭素線治療の両方の線種での治療が可能であり、がんの種類に応じた最適な線種の選択が可能となっている。2001(平成13)年から陽子線治療、2002(平成14)年からは炭素線治療を開始し、先進医療の認可が下りた2003(平成15)年から2012(平成24)年2月までの10年間で4513人の治療をおこなってきた。

   

日本計量新報 2015年11月15日 (3081号)

   

A&D 業務用パルスオキシメータ
「TM1121シリーズ」

(株)エー・アンド・デイ(東京都豊島区東池袋3-23-14、古川陽社長)は、NFCとBluetoothの2つの通信機能を搭載した、業務用ハンディ型パルスオキシメータ「TM1121シリーズ」を11月2日に発売した。
 医療機関、介護施設等ではカルテの電子化にともない、生体情報データの記録を自動化するニーズが高まっている。本製品には、多様化する記録デバイス(PC、タブレット、スマートフォン)などに対応できる通信機能を採用し、コンパクトなボディーに2つの通信機能を搭載した。
 また、同梱のホルダを利用し手首に固定することができ、測定中、計測値はBluetooth通信で出力される。TM1121
【特長】▽スポットチェック・モニタリングの2つの測定モードが利用可能▽NFCとBluetoothの2つの通信モードで通信可能▽大きくて見やすい液晶表示▽バックライトつきで、暗い場所でも画面がハッキリ見える▽SpO2センサを指に固定し、スタートボタンを押すだけの簡単操作▽脈拍検出不良・SpO2センサ装着不良・ケーブル断線時に表示でお知らせ▽本体とSpO2センサの脱着が可能▽ポケットサイズの小型設計で、持ち運びにも便利
【製品概要】パルスオキシメータTM1121▽型名=TM1121S、TM1121M▽サイズ=約58(W)×80(H)×18(D)mm▽測定項目=動脈血酸素飽和度、脈拍数▽通信機能=NFCまたはBluetooth(電池ボックス内スイッチで切替)▽電源=単4乾電池×1本▽本体質量=約60g(乾電池除く)
【価格(税抜)】▽TM1121S=14万円▽TM1121M=18万5000円

   

日本計量新報 2015年11月15日 (3081号)

   

秋の褒章・叙勲

褒章

【黄綬褒章】
▽益子康夫((株)ミツトヨ宇都宮事業所第1生産部工務課)

勲章

【瑞宝重光章】
▽飯塚幸三(元工業技術院長、元(社)日本計量振興協会会長)
▽吉田春雄(元(株)ミツトヨ宇都宮事業所第1生産部工務課)

【旭日小綬章】
▽重盛徹志(新コスモス電機(株)代表取締役社長)

【旭日双光章】
▽土谷令次((一社)北海道計量協会会長、(株)土谷製作所代表取締役会長)

【旭日単光章】
▽味間清(香川県計量協会副会長、香川県試験機検査センター会長)

※日本計量新報の購読、見本誌の請求はこちら


記事目次日本計量新報全紙面
HOME
Copyright (C)2006 株式会社日本計量新報社. All rights reserved.