日本計量新報 2009年9月20日 (2790号) |
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品質工学技術戦略研究発表大会
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昨年から始まった「品質工学技術戦略研究発表大会」は、田口玄一名誉会長が提唱していた「品質工学の技術戦略」をキーワードに、品質工学をあらためて問うもの。
テーマを設定して、技術戦略という品質工学の核となる課題に絞った研究発表になる。テーマを限定せず広く品質工学について討論する6月の品質工学研究発表大会とは目的を異にしている。
今年のテーマは「技術戦略を問う」。昨年のテーマ「品質工学をあらためて問う」の成果を受けて、技術戦略の内容を議論する。
研究発表大会後、懇親会を開催する。
【テーマ】技術戦略を問う
【日時】11月27日(金)、10時〜17時5分
【場所】星陵會舘ホール(東京都千代田区永田町2−16−2、電話03−3581−5650、http://www.seiryokai.org/kaikan.html)
【定員】400名(定員になりしだい締切)
【参加費】会員1万円、非会員2万円
【申し込み方法】WebおよびFAX(事前登録は11月20日まで受付け、https://gt106.secure.ne.jp/~gt106013/event/event_index.html、FAX03−6268−9350)
【懇親会】星陵會舘内レストラン「シーボニア」(懇親会費6000円、定員100名、定員になりしだい締切、懇親会のみの参加はできない)
【問い合わせ先】品質工学会事務局=電話03−6268−9355、FAX03−6268−9350
▽10時10分〜10時50分=研究発表T「材料の研究開発」中島建夫(東京電機大学)
▽10時50分〜11時30分=研究発表1「新製品開発プロセスの仕組みに品質工学をビルトインした場合の開発能力変化に対する考察」 近岡淳((有)>近岡技術経営研究所)、徳多加志、加藤晋一、猪谷崇明、吉田安孝(以上日立金属(株))
▽11時30分〜12時10分=研究発表V「PPM時代の品質管理 (品質管理と品質工学 )」谷本勲(アルプス電気(株))
▽13時20分〜14時=研究発表W「学会誌審査の内容の変遷」江末良太、矢野宏(以上NMS研究会)
▽14時〜14時40分=研究発表X「オープンイノベーション時代のタグチメソッド」福田収一(Stanford University)
▽14時40分〜15時20分=研究発表Y「品質工学の技術展開としてのあり方の研究−トライデントから見える技展スタイルの研究−」吉澤正孝(クオリティ・ディープ・スマーツ有限責任事業組合)
▽15時35分〜17時=パネル討論(司会:日吉和彦+発表者)
(株)サーモポート(埼玉県入間市上藤沢531−2、電話04−2901−1881)は、静電容量型湿度センサを採用したハンディタイプの温湿度計、「ハイグロサーモ」を発売した。
電気抵抗式湿度センサでは正確に計測できない低湿測定が得意。また、露点、湿球温度を演算表示できるため、空調機器の管理に最適である。
本体とセンサは着脱式。センサは、多彩な使用が可能なケーブル1・5mセンサと、センサヘッドの位置・向きを自由自在に変えられ、片手で計測可能なフレキパイプセンサの2種類。
【主な特長】(1)温度・湿度が2段で同時表示(2)露点・湿球温度表示(3)最大値・最低値表示(メモリ機能付き)(4)表示ホールド機能(5)オートパワーオフ機能(6)本体・センサ着脱式(7)低湿測定が可能(8)耐衝撃設計、持ちやすいホールド感(9)本体抗菌樹脂採用で衛生的(10)使いやすい付属品、本体ビニールカバーとネックストラップ(11)自己診断機能付
【主な仕様】▽本体寸法=54W×172H×40Dmm▽質量=約150g(乾電池含む)▽センサ部測定温度範囲=マイナス10〜60℃▽センサ部測定温度精度=プラスマイナス0.5℃(10.0〜40.0℃のとき)、プラスマイナス1.0℃(それ以外)▽センサ部測定湿度範囲=2〜95%rh▽センサ部測定湿度精度=プラスマイナス3.0%rh(30.0%rh〜80.0%rhのとき)、プラスマイナス5.0%rh(それ以外)
【税込標準価格】▽TP−200HG−Sセット(ハイグロサーモ、ケーブル1・5mセンサHSP−215)=3万1290円▽HSP−215センサのみ=1万5000円▽TP−200HG−Fセット(ハイグロサーモ、フレキパイプセンサHSP−201)=3万1290円▽HSP−201センサのみ=1万5000円
同社では、2009年9月24日から2010年3月31日のあいだ「新型インフルエンザ拡大防止湿度管理キャンペーン」を実施する。
新型インフルエンザの感染者が急増するなか、本格的な流行を迎える秋と冬かけて感染の拡大を防止するキャンペーン。ハンディ温湿度計ハイグロサーモの新発売にあわせて実施している。
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