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    2004年1月11日(2521号)


■【計工連・景気で会員意識調査】業況はいくぶん回復の兆し 景気   回復期は10月〜05年3月

 景気に関する(社)日本計量機器工業連合会(藤原菊男会長)会員の意見の傾向は「景気低迷、先行き不透明感が拭えないものの、業況について幾分回復の兆しが伺える」結果になった。同会が、2003年11月から12月まで、同会の法人会員110社を対象に「景気・業況・施策等に対する会員の意見調査」を実施したもので、69社(回答率62・7%)から回答があった。

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【当面の景気動向】「ほぼ現状で推移する」が66・7%あるが、「徐々に回復基調になる」としているのが29・0%ある。

【先行き6ヶ月後の経済諸指標の見通し】公共投資は「横ばい」もしくは「不振」、住宅投資は「横ばい」、雇用・所得、製品価格、土地価格も「横ばい」もしくは「低下」とする見方が多い。民間設備投資、輸出、輸入は「横ばい」ないし「増加」。「増加」はそれぞれ、39・1%、29・0%、40・6%となり前回より増えている。個人消費も「横ばい」ないしやや「増加」、株価は「横ばい」ないし「上昇」。為替レートは「円高傾向」もしくは「横ばい」、金利は「横ばい」ないし「上昇」。金融機関等の不良債権問題は「改善」、規制緩和等の構造改革は「停滞」「鈍化」があるものの「進展」も見られるとしている。

【景気回復時期】04年10月〜05年3月が最も多く39・1%、次いで04年4月〜9月が23・2%、05年4月〜9月が14・5%。(会員企業の業況等は次号以下)

  2004年1月11日(2521号)


千葉市計量検定所 夢空間展1月23日〜25日

 千葉市計量検査所は、1月23日(金)から25日(日)までの3日間、「第12回はかる世界の夢空間展」を開催する。 夢空間展は、同市が適正計量事業の一環として毎年開催している。今年のテーマは、「計量の正しい社会は市民の誇り」。生活の中の計量をテーマに、展示物や計量ゲームを通して市民に「はかる」ことへの興味・関心を深めてもらい、広く計量意識の向上を図ることを目的としている。【日時】2004年1月23日(金)〜25日(日)、10時〜19時30分(最終日は18時)【会場】ジャスコ鎌取店、2階セントラルコート(千葉市緑区おゆみ野3−16−1)【問い合わせ】千葉市計量検査所(担当:石井)、千葉市中央区弁天1−25−1、TEL043−207−3603

    2004年1月11日(2521号)


<タニタ創立60周年記念事業> 「肥満予防シンボルマーク」募集!賞金1000万円 応募期間2004年1月13日〜6月30日

 脂肪計や体組成計など家庭用計量計測機器のトップメーカーの(株)タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、谷田大輔社長)は、「肥満予防シンボルマーク」を世界中から募集する。優秀作品1点に賞金1000万円。 

 同社は、今年1月で創立60周年。この記念事業として、国や民族を問わず、広く「肥満予防」を訴えることができる「肥満予防シンボルマーク」を募集しようaというものa。現在、世界では肥満と飢餓人口が同数と言われている。同社は、「世界から肥満をなくしたい」を企業モットーとしており、この深刻な問題に貢献しようと、一目見るだけで肥満予防を喚起することの出来るシンボルマークを募集する。今後、国際機関等の協力を得て「シンボルマーク普及実行委員会」(仮称)を組織し、地球環境のための「エコマーク」が社会に周知され機能しているように、肥満予防シンボルマークを広く普及させたいとしている。

 また、同社が創立50周年時に、肥満解消、適正体重の維持に関する科学的研究・活動の助成推進を目的に設立した、「公益信託タニタ健康体重基金」の助成を日本国内に限らず世界に広げることにしており、世界の研究者や活動家に毎年600万円を助成する。 

 さらに、国内では、「タニタ健康大賞」を創設、「タニタ健康大賞選考委員会」(仮称)を組織し、日本人の健康作りに貢献した人や団体を表彰する。

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