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 2003年12月14日(2518号)


■【JCSS校正事業者12件認定】はかり、温度計、直尺、試験機、圧力計など拡大認定増える 新規認定4件はレーザパワーなどの電気等

  (独)製品評価技術基盤機構は、計量法トレーサビリティ制度のJCSS校正事業者を、12月10日付けで12件認定した。うち8件は、はかり、温度計、直尺、試験機、圧力計などの計測器まで認定範囲を拡大したもので、こうした拡大認定が増えてきた。新規認定の4件はいずれも電気等の分野。

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 認定を受けた事業者は次の通り。

(株)チノー標準技術部=温度▽(株)ミツトヨテクノサービス事業本部つくばキャリブレーションセンタ=温度▽(株)ソキア品質保証部=長さ▽(財)日本品質保証機構関西試験センター=力▽同=質量▽長野計器(株)上田計測機器工場=圧力▽ザルトリウス(株)メカトロニクス事業部JCSS校正室=質量▽(株)エー・アンド・デイ校正室=力▽岩通ティー・エム・イー・サービス(株)標準センタ=電気等▽菊水電子工業(株)品質保証部門品質保証課校正サービスグループ=電気等▽住友電工テクニカルソリューションズ(株)計測事業部大阪校正センター=電気等▽同横浜校正センター=電気等

 JCSS認定校正事業者は、2001年度から認定事業者が保持する標準器の要件が緩和されるとともに、認定範囲が拡大されており、産業界の現場で使用する試験機・計測器にもJCSS認定校正事業者による校正サービスができる。

 JCSS認定校正事業者制度は、93年11月施行の改正計量法に導入されたもので、トレーサビリティの確保を目的とした法制度である。認定事業者が発行するJCSS標章付校正証明書は、国家計量標準にトレーサブルであることを証明するだけでなく、校正事業者の技術能力や品質システムの信頼性をも保証している。

  2003年12月14日(2518号)


<2004分析展>研究機関コーナーへの出展を募集

  (社)日本分析機器工業会は、2004年9月1日から3日まで千葉県の幕張メッセ国際展示場で開催する「2004分析展」の研究機関コーナーへの出展を募集している。募集の対象は、大学・国公立研究機関(公益法人)とこれに準ずる機関。

 分析展は、1962年(昭和37年)に第1回を開催。以来毎年開催しており04年は42回になる。同展は分析に関する総合展示会であり、最新の製品、技術情報や、ビジネスの動向がわかる。

研究機関コーナー出展要綱

【会期】04年9月1日(水)〜9月3日(金)、10時〜17時

【展示場所】幕張メッセ国際展示場(4・5・6ホール前面を予定)

【対象機関】大学・国公立研究機関及びこれに準じる機関

【出展内容】▽機器分析に関する研究成果(学会等で公表済のものでも可)=実験装置等の実物の展示を歓迎▽研究内容・成果を主にした出展機関の紹介

【展示小間】▽小間規格=3(間口)×1・8(奥行)×2・7(高さ)m▽展示費用=1小間9万円(初の機関は無償)

【問い合わせ先】(社)日本分析機器工業会=東京都千代田区神田小川町3−22、タイメイビル、TEL 03−3292−0642

    2003年12月14日(2518号)


<指定定期検査機関制度を考える>日計振主催の連絡会(12月2日)に約100名参加

 
社)日本計量振興協会(飯塚幸三会長)は、12月2日、新宿区の牛込箪笥区民センターで「平成15年度指定定期検査機関制度に関する全国連絡会」を開催した。

 同連絡会は、昨年、初めて開催された。これは、「指定定期検査機関制度」の導入を検討している地域団体から、すでに導入している地域団体の状況・情報を知りたいという要望から、実施されたもの。昨年の会議が好評であったことから今年も開催することとなった。全国から計量検定所などの行政機関、計量協会などの団体をはじめ、100名近くが参加した。

 事例発表では、「指定定期検査機関の現状と問題点及び課題について」をテーマに、(社)山形県計量協会と(社)兵庫県計量協会の代表者が壇上にあがった。参加者を交えての質疑応答、意見交換も行われた。

 

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