計量制度見直し座談会 |
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| 【3】 | ||
計量証明のデータ改ざんなど現行制度で対策 |
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計量単位と計量法の関係横田俊英 標準供給の拡大に関しては、計量標準がない場合でも、海外の計量標準や民間の計量標準などを使って供給範囲を拡大し、JCSS制度に組み込んでいこうということですね。 高松宏之 「計量制度検討小委員会報告書(案)」で、国際度量衡総会の新しい単位の追加などの決定に柔軟に対応できるようにしようという方針が出されています。しかし現行法では、法律改正によって法定計量単位を追加することになっていますから、政省令で追加することができるようにするなどの法改正が必要だと思います。 横尾明幸 今回やれるのは法律改正ではなく政省令の改正で対応できるものに限られますね。 タクシーメーターやガソリン量器などで指定検定機関制度を設立することはどうなる高松宏之 指定検定機関はどうですか。 横尾明幸 どうでしょうか。立ち上がりますかね。仕組みとしては可能だと思いますが、受け皿といいますか、これでやれる組織が実際にあるかどうかということでしょう。 横田俊英 タクシーメーターやガソリン量器などに関しては指定検定機関制度を設立することが考えれるのではないでしょうか。 横尾明幸 都道府県では検定・検査業務がやりきれないということはいろいろいわれています。
森川正彦 修理事業者が独立してやっている分には、修理事業者を指定検定機関に指定してもいいと思います。しかしタクシー事業者の企業規模と修理事業者の企業規模にはかなりの差がありますから、どうしても修理事業者の立場が弱くなるという問題があります。しかも横尾さんが言うように、タクシー会社自らが修理もやるというふうになってきているので問題がでてきています。 計量証明のデータ改ざんに関する事件と計量法の対応高松宏之 過当競争があると計量証明事業で起こったような問題が起こる危険性があります。 横尾明幸 しかも行政側に事業者が持っていなくてはならない能力のチェックができないとなるとなおさらです。計量証明の場合は、罰則などを厳しくしていくということで対応する考えのようです。 森川正彦 指導監督を強めるための何らかの仕組みをおかなくては難しいでしょう。 高松宏之 計量証明のデータ改ざんに関する問題は、計量制度検討小委員会の第3WGで議論されています。
横尾明幸 第3WGでの国の提案のなかにも一部「予算がない場合がある」と書かれていますが、自治体の予算の問題を一緒に考えないと、みんな絵に描いた餅になってしまいます。
横田俊英 法改正をしなくても、計量証明の正確性を担保する方策をとろうとすること自体は悪いことではないのですが。実際問題としては、能力、予算などを考えると、自治体にはやれないのではないですか。 横尾明幸 登録されている事業者については、自治体は正しくチェックをしなくてはならないのです。本来はやらなければならない業務なのですが、それができているかどうか。 計量法改正は延期で仕切り直しなのか横田俊英 計量法の法改正をやらないとなると、制度の見直しは仕切り直しということになるのでしょうか。 高松宏之 第3WGを例にとると、都道府県との協議も経て次の会合は9月頃の予定ですから法改正となると来年度も厳しいのではないですか。政省令での対応はやるでしょうが。 森川正彦 計量証明は産廃法とか食品関係事業における廃棄物管理などマニフェストがらみのニーズもあるわけで、今後その正確性の担保は重要になってきます。難しいところですね。また実際に事業をしている業者のなかには登録をしていない事業者もおりますから。 |
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