ホーム・計量計測データバンク2005年度計量法改正情報BOX>座談会(2006/12/11)【5】

計量制度見直し座談会
   法改正が計量士、計量事業者などにどのように影響するか

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【5】

基準器制度はどのようになるのか

基準器制度は残ることになってい

横田俊英 基準器制度はどうですか。

横尾明幸 基準器制度は残ることになっています。報告書(案)には「基準器制度については法定計量分野でのローコストで手軽に受けられる標準供給体系が確立されるまでは基準器制度を維持することが適当である」と書かれています。

「質量標準の失われた10年」であるのでは

岡崎稔 ここも大変奇妙なことです。基準器制度といえば分銅などの計量標準のことですが、もともとこれは全国計量検定所など行政サイドからひろく産業界全般に供給されていたわけですね。

 ところが平成5(1993)年の計量法大改正のとき、あまり議論もなく製造や検定検査などの供給サイトに限定されました。もちろん産業界を対象としたJCSS制度の立ち上げと同時だったわけです。ところが肝心のJCSS制度が質量分野では創設以来10年間殆ど機能不全になっていたのではないでしょうか。このことはまた後で話がでると思いますが、大変大事なことで、「質量標準の失われた10年」といってもよいと思います。

 最近でこそやっとJCSSがいわれるようになりましたが、それほど簡単にローコストで標準供給が確立するとは思いません。このことはかつて3年ほど前に私が本紙に6回ほど「わかりやすい分銅の話」というタイトルで連載記事を投稿させていただきましたが、そのなかでいくつかの問題につき警鐘を鳴らさせていただきました。

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