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計量制度見直し座談会
   法改正が計量士、計量事業者などにどのように影響するか

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【4】

計量法改正の基本方向は何だったか

動機付けは規制緩和ということだった

森川正彦 今回の見直しでは、計量協会の構成員に関係する内容ということに絞れば、大きな骨格の変更はないと考えていいのではないでしょうか。次の国会に「計量法の改正法案」を上程するというのは無理があるだろうと考えています。

 計量行政審議会の冒頭で計量法の大改正になるかのような大きなテーマが掲げられましたが、その提言のなかには誤解にもとづくものもありました。そのために、各方面からさまざまな意見が出されたりしました。これでは一つにまとめられるものではありません。

横田俊英 いわゆるBtoBに関する議論などですね。業者間取引とみなせるものに関しては規制を外していこうという。今回の法改正の動機付けは規制緩和ということだったのですが。

BtoBの考え方は実質的には取り下げざるを得ませんでしたね

森川正彦 そうです。この議論は計量の結果が末端のユーザーに影響を与える計量に関しては単純には成り立たないですから。これはBtoBである、これはBtoBではないなどと単純には言えません。BtoBの考え方は、あいさつでは述べられましたが、議論のなかで実質的には取り下げざるを得ませんでしたね。

横須賀健治 この話は驚きましたね。議論は実態をよく理解した上でなされないと机上の空論になってしまいます。

自動はかりの規制は今回は見送られる

横尾明幸 計量器はもともとこれはよい、これはだめという言い方はできないわけですよ。

横田俊英 はかり全体の規制はどうあるべきかということと、非自動はかり、自動はかりの区別をする必要があるのかなど、は大きな影響がありますね。

 自動はかりの規制は今回は見送られるようですね。消費者の立場から考えた場合にはどうかという問題があります。

自動はかりによる計量結果は消費者に大きな影響を与えている

岡崎稔 消費者の利益を守るということからいいますと、自動はかりによる計量結果は、最終的には消費者に大きな影響を与えているわけですから、必要です。OIMLの勧告にはもちろん立派に存在するのだし諸外国でも法制化されています。国際整合といううたい文句はどこへいったのでしょう。それとも、海外から安価で粗悪な自動はかりが出回り始めるとあわててつくるのでしょうか。

 国はルールをつくり方法を示して後は民間に任せればいいと思うのです。自動はかりはややこしく考えなくてもいくらでも方法はあります。

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