照度計

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 照明器具・設備等の受注者が、当該設備を引き渡す際の照度測定に使用されている照度計は、光を電気信号に変換する受光部と、電気信号を照度値で表示する表示部で構成されている。

1.受光部
 受光部に入射した光は、先ず拡散板で、斜めから光が入射しても誤差が生じないように入射光の均一化、入射角補正された後、フィルタで視感度補正を行い、人間の目の視感度に近似させてからフォトダイオード等の光電素子に到達する。光電素子で光は電流に変換され、この入射する光の量に比例して電流が流れる。

2.表示部
 従来、指針式が主流であったが電子技術の進展により、電流を演算し易いようにアナログ・デジタル変換器でデジタル信号に変換し、照度を直読するデジタル表示のタイプが主流となっている。



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